一級品ボタン剣「コバルトに金彩は無敵でございますね？」と、以前に書かせて頂きました。カップ、ソーサー共に、窓を彩る金彩のパターンが少々変わっております。ソーサー裏側も、然り。その金彩の精緻な描写は見事の一語に尽き、通常、花を盛り立てる脇役のはずの縁取りが、この品においては花と主役を争っていることに異議を唱える方はいらっしゃらないのではないでしょうか。実用とするには拙宅では高級過ぎ、ずっと大切に保管されておりました。ハッキリと難と云えるものは見当たりませんが、カップとソーサーのトゲトゲ部分に僅かな金薄れがございます。また、目立たないスレ傷など、この時代の作品には欠かせない（？)疲弊もございます。深いコバルトの海に、金の波と花々が浮かんでいます。ご検討頂けましたら幸いです。（サイズ）カップ口径：約 8.5 ｃｍ　　　高さ：約 5.8 ｃｍソーサー直径：約 13.1 ｃｍ　　　　高さ：約 3.1 ｃｍ